2012年12月4日火曜日

北木島とかそんなん

こんにちは、数少ない僕のブログ読者諸君、僕は元気です。

だいぶ寒くなってきたね。キンっと透き通った空気を吸うのは肺の中が洗われていくようで心地よいよね。以前僕はタバコを吸ってたんだけど、禁煙してからかれこれ2年位経つのかな?まあ、その2年間の内に数本は吸ってたんだけど。
で、その季節の移り変わる時期っていうのはさ、禁煙してる者としてはちょびっとつらい。ほら、この時期はさっきも書いたけど、凄く空気が透き通ってるでしょ?白い息を吐きながら、かじかんだ手でタバコに火をつけるんだよ。傍らにはコーヒーなんてあってさ、ジャズなんて小粋にかけたら最高だったね。まあ、こんな時期にはこんな風にしたなーとか思い出すんだよね。タバコはあんまり関係ないかも知れないけど、なんかこの時期はこんな風に吸ってたなとか思い出すんだよね。

とまあ、季節の話は置いておいて、僕ねこの前北木島に行ってきたんだよ。笠岡から船で一時間位。まあ、あれだよ、千鳥の大吾の故郷だよ。
船の上はやっぱり寒いんだけどね、僕は結構船が好き。子供の頃からよく船の通った跡とか見てたんだよ。
ところで、北木島に行った理由は友人の伯母さんが、八十八カ所巡りの北木島バージョンがあるってんで、ついて行ったんだよ。いい写真が撮れるかもって思ってね。
北木島に行く前は、「離島って言っても然程変わらんでしょ」だったんだけど、着いてみると、島民は原付に乗る時誰もヘルメットなんてしてない。印象的だったのは、本土から帰ってきた娘さんであろう人をおじさんが原付で迎えに来てて、二人乗りで帰って行った
事。勿論ノーヘル。いつも暮らしてる日常から離れると、人間ってのは簡単に混乱するんだね。標識なんてあるはずないし、交通ルールがあるとは思えない。
あと、何言ってるかわからない。日本語のはずなんだけどね、なんかロシア語っぽい感じ。見ている景色はさ、紛れもない日本だし、日本人なんだけど、なんか違う世界に迷いこんだみたいな変な感覚なんだよ。お墓とかお社とか民家とか郵便局とかあるんだけど、なんか時代が違うっていうか、ちょっとした違和感があるんだよね。
北木島っていうのは石で有名だそうで、その石切り場をちょっと見たんだけど、思ってたのより大分違って人工的に作られた大きな谷みたいになってるんだよ。大きな建造物とかを下から見上げる感じの感覚に近いかな。行ってみると興奮するよ。


雰囲気が凄い。

で、ちょっと道を尋ねる為に人を探すんだけど、全然いない。本当にいない。民家に「ごめん下さい」って言っても全然いない。あと音もしない。凄く静か。チュンチュンがギリギリ聞こえるくらい。
その後何やら知り合いがいるそうで着いて行くと、面白いおっさんに出会う。ヒッピーみたいなおっさん。話は面白いし、なんか面白い。
でなんやかんやおっさん達の話を聞いた後、帰る為に港へ行くと笠岡へ渡る為にどこからか人がわんさか出て来る。一体どこに居た!?
とまあ、こんな感じだ。次は絶対に泊まる!!


次に話は変わるのだが、読書会なるものに行ってきた。僕の紹介した本は前回の通りなんだけど、説明は案の定失敗wwwまあそんなもんだよ。
友達と二人で行ったのだけど、僕らは最年少位なのかな?皆さん結構本を読んでらっしゃる様なので、ガクブルだった訳で。
僕も本は好きだけど、読む人の中に入れば、そうだね、ミジンコレベルな訳で。
ちょっと印象的な一場面を。

Aさん「皆さん筒井康隆さんをご存知だと思うのですが」
BCDさん(頷く)
僕(えー誰だよ、友達が前言ってたよーな...)
Aさん「ペラペーラ筒井康隆ペラペーラ」
BCDさん(うんうん頷く)
僕(誰だったっけかなー、って何の話?)

こんなんが続く。絶望名人カフカの人生論なんて本とかはちょっと面白そうだけどね。僕ね、カフカの本は読んだ事ないんだけど、過去カフカ好きの外国人のおっさんに襲われかけたから、なんか覚えてるんだよwwwそのおっさんカフカが好きでね、なんかボストン大学の教授だったんだって。実際に本も出してるおっさんだから、結構凄い人なんじゃないかと、今になって思う。もっとちゃんとした形で会いたかったもんだ。

読書会、本が好きなら是非行ってみると面白いかもしれないでっせ。

因に、筒井康隆は「時をかける少女」や「パプリカ」の原作者なんだそうな。逆になんで知らないの?って位なんだそうな。聞くとすっきりしたよ。

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