2012年11月22日木曜日

読書会へ向けて

こんにちは、数少ない僕のブログ読者諸君、僕は元気です。

秋も深まってきて愈々冬への入り口へと差し迫ってきて師も走るだろう月になろうとしております。晩秋という言葉があるけども、この言葉が好き。情緒的というか、趣があるというか、なんなのかよくわからない魅力がある言葉だと僕は思うの。

さて、何やら今回こいつやたら文学的に書こうと頑張ってるなと感じたそこのあなた、ご明察!少し、本の事について書こうと思ったの。残念ながら上手くはいってないのだけど。

まあ、本とは言っても僕は大した本を読んでいないので、大した事も書けないんだけどね。来月にちょっと読書会なるものに参加しなくてはいけないので、ちょっとしたプレゼンの練習だね。
友人が読書会に参加すると言うので、「へー参加しよーかなー」なんて軽く言うんじゃなかった。「うーん、どうしよっかなー」って言ったら「言ったんだから参加せーや!」なんてちょっと怒られる始末笑

因に、このプレゼンという行為、僕は異常に苦手。どうしよう。基本的に僕は適当な説明で相手の理解力に頼るという方針を取っているので、僕の説明力はほぼ皆無なのだ。
例えば、「グランジ」という音楽のジャンルを説明してと言われて、僕はきっとこういうだろう「ニルヴァーナっぽいの」なんの事やら。グランジの説明は非常に面倒なので、各自ググってみて下さい。

さあ、閑話休題、本題へと戻ろうじゃないか。読書会では2冊程その本の良さを説明しろって言ってたけど、果たして出来るのか!?

まず1冊目
「マリファナの科学」レスリー・L・アイヴァーセン著
いきなりなんて本を紹介するのかと思うだろうが、今年に入ってから読んだ本という事なので、あまりなかったのだ。
しかしながら、この本について言うならば、面白い。まず説明しておかなければならないのが、この本のスタンスについて。この本は「大麻」を良い物とも悪いものとも扱っていない。医学的見地から大麻の薬効を検証するという物。なぜこの本を読もうかと思ったのかは、日本では大麻というと辟易する方々も多いとは思うが、一体どう悪いのかを説明出来る方は少ないと思う。実際問題「悪い」と言う表現が正しいのかもわからない。だから単純に知りたかっただけなのだ。
内容は、大麻が引き起こす様々な症状、依存、またはそれを利用した治療。依存症に関して「大麻はニコチンやアルコール以下の依存度」というのをよく見かけるけども、この本に寄れば肉体的依存は少なくても、精神的依存度はかなり高いのだそう。しかしながら、WHOの発表によると、依存度はアルコールやニコチン以下というのも本当ではある。
その一連の流れを実験結果と一緒に説明してある。プラスにみるかマイナスに見るかはその人次第と言わざるを得ないけども。
治療の面に於いては、海外(主にアメリカ)では積極的に取り入れている様で、筋側索性硬化症等の緩和に少々効果があるという実験結果もある。また、その依存度の低さから、末期癌の患者の痛みの緩和等にも効果があるとされている。モルヒネは依存度高いからね。わかった事は「マリファナ」というのは、その他ドラッグとは少し性質が違って、使い方さえ間違えなければ、良薬ともなり得るという事。リテラシーに繋がるかも知れないね。

次が
「21世紀中東音楽ジャーナル」サラーム海上著
上記「マリファナの科学」の次がこの本ってのは、疑惑を持たれるかも知れないが、一切してないと言わないといけないね。。。
2冊目については軽くでいいと書かれてたので、軽く説明するけども、中東の音楽を現地へ行ってその場で取材している。面白いのは「エジプトの春」の時に現地にこのサラーム氏はいたのだそうな。その時の街の雰囲気や、民衆の動きを記している点も重要な文献なのではないかなと思う。勿論音楽の面でも容赦はしない。このサラーム氏、普通の音楽もめちゃめちゃ詳しい。その人が良いと思った音楽はまあ信じてもいいのではないかなと。
そもそも、この人を知った切欠というのが、中東の面白い音楽のライナーは必ずこの人が書いていた為。末尾の方にディスクガイドがあるのだけど、その中から買ったものも沢山ある。今でも聴いているのだから凄い。


相変わらず僕はこういう説明は苦手だと痛感せざるを得ない。前回のニール・ヤングもそうだけどね。
そういえば、友人が妹と福岡へ行った際、雑誌に写真を撮られたのだそうな。あれ実際にブランド聞かれるんだって。面白い。

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