「32歳くらいで、新しい音楽を聞く事はできなくなるよ」って
そんな事はないだろうって思っていた当時。
なんでも聞けると思っていた節もある。
聞けなくなった訳じゃない。
悔しいが認めざるを得ない、「ついていけなくなった」と
別に嫌いじゃないけど、これじゃないって思う。なりたくなかったあのおじさん達に自分がなっちゃうのかと思うとうんざりするけど、なってしまうのかなー。
説明しよう、僕の言う「あのおじさんたち」とは
1960年代、1970年代の音楽を至高と思っており、それ意外の音楽は決して認めない人たちの事である。
確かに伝説的なバンドや人も多いからね、しかたないことだと思う。ちょっと気持ちはわかる。
そして、僕もわからなくなってきたのは本当。良さがわからなくなるというのは悲しい事だ。今まで自分が聞いて好きだったものを大事に聞いていく他ないんだろうな。たまに新しいバンドとかで「お!」って思うのもあるけど、それは、自分の好きなジャンルからの派生だったりすると思うんだ。
僕は妬み嫉み僻みで生きている部分が大きいので、きっと若者に嫉妬しちゃうんだろうな。変容を受け入れる事のできる若者を。
歳をとったんだろう。